大切なマイホーム。
快適に長く暮らしていくためには、定期的なメンテナンスやリフォームが必要不可欠。
メンテナンスとリフォームそれぞれの考え方や、行うべきタイミングについてご紹介します。
新築のころは気持ち良く快適に過ごせていたマイホームも、月日を経るごとにさまざまな不具合が生じてきます。
快適な暮らしを長く続けるためにも、定期的なメンテナンスや、適切なタイミングでリフォームを行って、住宅の性能を長持ちさせることが必要です。
家の「メンテナンス」と「リフォーム」は、似ているようで意味合いが異なります。
メンテナンスとは?
設備の破損や不具合が生じたときに修繕を施し「新築時の機能を元どおりに」すること。
住宅を維持するために必要最低限の対処であり、家の性能までをアップするものではありません。

リフォームとは?
設備はもちろん間取りの変更や最新化などによって、現在の暮らし方に合わせた住環境に改善すること。
住宅の性能を最新の新築住宅の水準にまで押し上げることも可能なので、リフォーム前後における住まいの快適さを大きく変えることができます。
例えば、「断熱リフォーム」。
住まいの断熱性能を高めることで、室内の温度がぐっと改善されるケースもあります。
つまり、住まいの根本的な性能アップが可能かどうか。
それが「メンテナンス」と「リフォーム」を分ける大きな違いと言えるでしょう。

家電や家具などの“耐久消費財”に交換のタイミングがあるように、住宅内に取り付けられた各設備にも適切な交換のタイミングがあります。
メンテナンスとリフォーム、それぞれの目的の違いを理解した上で、必要に応じて使い分けることが大切です。
各設備の交換周期はもちろん、実現可能な予算をしっかり考慮して、賢いメンテナンス・リフォームを行いましょう。