九州地方では大雨の影響で河川の氾濫など災害情報が連日ニュースになっています。
豊橋でも雨の日が続き、週間予報でも晴れマークがなく梅雨はいつ終わるのかと心配になってきます。
毎年、去年と比べるとひどくなっているような気もします。実際に大雨被害に至っては何十年に1度の災害が毎年繰り返されているのが報道でもよくわかります。
そして梅雨が明ければすぐに台風シーズン到来です。停電被害がない所でもどこで災害リスクがあるかわからないのが自然災害です。自然災害の規模や範囲は大きくなり全年度を更新していくような感覚です。
停電対策として太陽光発電+蓄電池を考えてみてはいかがですか。
太陽光発電で買う電気を抑えて余った電気を蓄電池にためて発電していない夕方や夜間に充てることで電気代削減効果があります。
そこに万が一、停電した時にも電気が使用できるというオプションのような考えでありました。しかし、これだけ災害が頻発し停電リスクも高くなっているのであれば太陽光発電+蓄電池を停電対策メインと考えることも選択肢のひとつです。
停電対策を柱と考えるのであれば
①停電した際に家の中でどのような電化製品を
使用したいか決めましょう。
Aプラン
停電したら自動切替盤が感知して分電盤へ蓄電池の電気が流れます。分電盤本体へ蓄電池の電気及び太陽光発電の電気を流すことができるので100Vの機器やエアコンなどの200Vの機器が使用できます。普段通り電気が使用できるのがメリットです。
※負荷の大きい電化製品は使用できない場合があります。
※分電盤に繋がっている使用していない機器の待機電力にも充てられるので気づかないうちになくなってしまう可能性があります。
Bプラン
専用配線の特定負荷配線
停電したら現在使用している分電盤の100V回路へ蓄電池及び太陽光発電の電気が流れます。100V回路は2つ~3つをあらかじめ選んでおく必要があります。
決められた回路にしか電気は流れないので無駄な電気は抑えられます。
※停電時自動では切り替わらないため回路スイッチの切替が必要です。
(モニターは自動で停電モードになるため操作不要)

家中まるごと全負荷配線
・左側の正方形のボックスが自動切替盤停電を感知して自動で作動します。
(操作する必要はないです。)
・右側の白い長方形ボックスが分電盤
・真ん中のボックスが太陽光ブレーカー

Bプラン
専用配線の特定負荷配線
左側の白いボックスに回路切替スイッチが入っています。停電時は使用したい回路切替スイッチを下げることで蓄電池及び太陽光発電の電気を流します。
※今回は2回路分の切替

機器が決まれば太陽光発電+蓄電池の容量を決めます。
次回は停電対策から考える太陽光発電+蓄電池の容量選定について更新します。