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網入り防火ガラスとは?選び方のポイントや網無しガラスとの違いを解説
  • #窓のリフォーム
防火ガラスの選択は、安全な住まいを実現するために非常に重要です。 火災時の被害を最小限に抑えるために、自分の家に最適な防火ガラスを選ぶことが求められます。 防火ガラスにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。 本記事では、網入り防火ガラスと網無し防火ガラスの違いやそれぞれの利点と注意点を解説し、最適な防火ガラスを選べるようサポートします。   □防火ガラスの種類と特徴   防火ガラスは大きく2種類に分けられます。 まずはその種類と特徴を理解することから始めましょう。   1:網入りガラス   網入りガラスは、ガラスの中にワイヤーが埋め込まれているのが特徴です。 このワイヤーが、ガラスが割れた時に破片が飛散するのを防ぎます。 これにより、破片による二次被害を防ぐことができます。 網入りガラスは比較的安価であり、多くの戸建て住宅やマンション、ビルで採用されています。   しかし、デザイン性においてはやや劣る点があります。 ガラス内のワイヤーが目立つため、開放感が減り、外観の美しさを損なう可能性があります。   2:耐熱強化ガラス(網無し防火ガラス)   一方、耐熱強化ガラスは特殊な熱加工を施すことで、ワイヤーなしでも優れた耐衝撃性と耐熱性を持つガラスです。 網がないため、デザイン性が高く、一般的な窓と変わらない見た目を実現できます。 しかし、価格は網入りガラスに比べて高めです。 網がない分、見た目がすっきりしており、開放感を損ないませんが、コストを抑えるには向いていません。   防火ガラスを選ぶ際には、これらの特徴を理解し、自分の家のニーズに最も適したものを選ぶことが重要です。   24349720_s (1)   □網入りガラスのメリットと選び方のポイント   次に、網入りガラスの具体的なメリットと選び方のポイントについて解説します。   1:防火設備としての有効性   網入りガラスは、防火設備として非常に優れた性能を持っています。 火災時には、強い熱を受けてガラスが割れても、ワイヤーによって破片が飛散しにくく、窓やドア部分の開口部をしっかりと防ぎます。 これにより、火災の延焼を防ぎ、被害を最小限に抑えられます。 防火地域や準防火地域においても、防火設備として利用することが認められているため、信頼性の高い選択肢です。   2:安価で交換しやすい   網入りガラスは他の防火ガラスと比べて安価であり、交換や設置費用を抑えられます。 耐熱強化ガラスやペアガラスに比べて、コストパフォーマンスに優れているため、予算を抑えたい場合には適した選択肢です。 また、修理や交換も容易であり、定期的なメンテナンスにも向いています。   3:デザイン性の考慮   網入りガラスの唯一のデメリットは、デザイン性がやや劣る点です。 ワイヤーが目立つため、開放感が減少し、外観の美しさを損なう可能性があります。 特に、外観や内装のデザインにこだわりたい場合には、耐熱強化ガラスなどのデザイン性の高い選択肢を検討する必要があります。   24339524_s (1)   □まとめ   防火ガラスを選ぶ際には、網入りガラスと網無しガラスのそれぞれの特徴やメリット・デメリットを理解することが重要です。 網入りガラスは、安価で交換しやすく、防火性能が高い一方で、デザイン性にやや劣る点があります。 耐熱強化ガラスは、デザイン性が高く開放感を損なわない一方で、価格が高めです。 自分の家のニーズや予算に応じて、最適な防火ガラスを選び、安全で快適な住まいを実現しましょう。   当社では、アフターサービスも充実しており、お客様の満足度を第一に考えております。 もし、長期的なサポートをお求めの方は、ぜひ当社までご連絡くださいね。