犬が過ごしやすい環境を考えるとやはりフローリングリフォームは外せません。
そこで、ここでは愛犬が快適に過ごすことができるフローリングリフォームや、それ以外のリフォームについてもいくつかご紹介しましょう。
床材によっては表面がツルツルに加工されているものもあります。
このような床材では犬は落ち着いて過ごすことができません。
走ろうとしても足が滑ってしまいますし、そのことにストレスを感じてしまう場合もあります。
また、歩きにくい、走りにくいことから犬の腰にも負担がかかってしまう可能性もあります。
愛犬のためにも過ごしやすい床材を選ぶことは重要です。
愛犬が暮らしやすい床材を選んであげることとあわせて、人も快適に暮らすことができるよう臭いの防止や床材の劣化を防ぐことについても考える必要があります。
あまり考えずに床材を選んでしまうと犬の臭いがしみ込んでしまったり、フローリング材の劣化も早くなったります。
愛犬のために滑りにくい床材を選ぶというのは重要なことのひとつですが、自分たちの暮らしの快適さに関わる消臭や耐久性といったことにも着目しておきましょう。

現在ではさまざまな床材がありますが、もちろん犬や猫などのペットを飼うお宅に最適な床材も販売されています。
①無垢材
無垢材は木を削りだした床材です。
無垢材でも艶出し加工や光沢加工をしているものは滑りやすくなりますので、愛犬のことを考えるならばあまりツルツルした仕上がりのものを選ばないのもポイントです。
フロアタイルやクッションフロア、タイルカーペットなどの床材も適しています。
これらの床材なら愛犬を飼っている方のお宅のリフォームに最適ですからぜひ検討してみましょう。
また、現在では防臭性がありメンテナンスも容易な床材もあります。
掃除しやすい床材を選べば日頃の暮らしも楽になります。
フローリングを変えてあげるだけでも犬は過ごしやすくなりますが、ほかにも愛犬のことを考えたさまざまな部分リフォームが存在します。
いくつか挙げてご紹介しましょう。
壁面収納でケアグッズ保管
壁面収納は読んで字のごとく壁面に備える収納です。
壁面収納があれば愛犬のご飯やケアグッズなどを収納できますし、ウェットティッシュなどを常備しておけば粗相をしたときにもサッと対応できます。
広い家で犬がいろいろな部屋に出入りするというケースだとそれぞれの部屋に小さな収納を設置しておくとさらに良いかもしれません。
必要なものを一箇所にまとめていると、わざわざ取りに行く必要が出てきますし、それぞれの部屋に少しずつケアグッズやおやつなどを常備できるのは大きなメリットです。
愛犬をたまにはさっぱりしてあげたい。
家族も使うお風呂で、という場合、衛生的にもあまり良くはありません。
できれば犬専用の洗面台を用意したほうが良いですし、そのようなリフォームをする方もいます。
ペット用の洗面台は実際に販売されています。
小型犬なら十分そこで洗えるくらいの大きさがあります。
シャンプーもできますし、散歩から帰ってきたときにちょっと足を洗うこともできます。
犬専用の洗面台を設置しておけば愛犬用のシャンプーやブラシなどもすべてそこにまとめておくこともできるでしょう。
庭やベランダにドッグランをつくってあげると愛犬もきっと喜ぶでしょう。
犬は走り回るのが大好きな動物です。できれば日頃から元気いっぱいに走り回らせてあげたいものです。
ドッグランだけでなくウッドデッキなども設置すれば、愛犬と一緒に家族も楽しむことができます。